現場を見て欲しい!!!
2015年 02月 19日
家庭訪問の現場で仕事をしていると、様々な矛盾や不合理に出会います。
頭だけで考え、現場を知らない人が作った授乳用クッション、哺乳瓶の乳首、
お母さんの乳首を吸いつけない赤ちゃんに対して、安易に使った乳頭保護器の弊害…。
産院などで使っている授乳用クッションは滑って安定感が悪く、
お母さんの体型にもよりますが厚すぎる物が多い。
哺乳瓶の乳首は、舌の奥まで入らないものや、口角をすぼめてしまうものなどあります。 その結果、口を“あ〜ん” と大きく開けなくなり、母乳を吸う時も哺乳瓶の口で吸おうとしたりします!
又、お産が終わって 授乳が始まったとき、乳頭が短かったり、乳輪が硬かったりして
うまく赤ちゃんの口に入らない時、産婦人科によっては
すぐ乳頭保護器を使うところもあります。
それがどんな結果を招くか? 何も知らず安易に使ってしまっている!
全員では無いにしろ、赤ちゃんは口をあまり開けなくなり 母乳をうまく吸えなくなってしまう!
退院してから、母乳を吸わせようとしてお母さんがどれだけ苦労しているか………。
頭にインプットされてしまった赤ちゃんの癖を直そうと、
家庭訪問をしてどれだけ苦労しているか………、
安易に使っている産婦人科のスタッフは何も分からないだろう………。
赤ちゃんも母乳を吸おうとして吸え無い………。
それぞれの苦労と苦しみ………、
現場を知らない人は手っ取り早く安易にやる事を止め、
“なぜうまくいかないのか?” “どうしたら上手くいくのか?”
もっと研究する心を持って改善するやりかたを
やって欲しい!と思います!
by osan03
| 2015-02-19 04:25